こんにちわ![のりぽょ]です!
みなさんは、“赤ちゃん・子供の病気”と“大人の病気”っておなじだと思いますか?
ついつい大人とおなじものと考えてしまいがちなんですが、赤ちゃんや子供の病気って、実は大人とぜんぜん違う特徴をもっているんです。
今回はその違いを6つのポイントにわけ、「子供の病気の特徴」をいっしょに学んでいきましょう!
目次
1.子供は病気になりながら成長する!
もちろん、なるべく病気にはなりたくないものですが…病気はマイナス面だけではないんです。
なぜなら、子供は発育していく段階で病気になるからです。病気にかかりながら大人なっていく…と言えるかもしれませんね。
赤ちゃんは生後6ヶ月ごろになるとママからもらったた免疫が少なくなるので、病気をしやすくなります。でも病気になりながら免疫をつけて成長していくんです。
※免疫とは、カラダに入った細菌やウイルスなどを攻撃することで、自分のカラダを正常に保つという大切な働きのこと。
なので、病気にならない=良いこととも言い切れないんですよね。
病気を怖がって過保護になりすぎないようにしましょう!
2.病気になると変化が急激に!
“症状の進行が早い”というのも、子供の病気のおおきな特徴です。
症状の変化や進行を早く見つけるには、やっぱりママの観察力が大切。とくに症状が悪化しやすい夜はなるべく一緒にいてあげるなど、子供の変化に注意しましょうね。
特に注意が必要なのは、下記のような状態の時です。
3ヶ月未満の発熱
40度の高熱が続く
痙攣(けいれん)が5分以上続く
呼吸困難・呼吸が苦しそう
こんな場合はすぐに病院へむかってください!
3.症状が全身にあらわれる!
ちょっとした風邪であってもすぐに鼻水が出たり、気管支炎になったり、下痢(げり)や嘔吐(おうと)まで…。
小さい子供ほど症状が全身にまわりやすく、いろいろな症状があらわれます。
4.回復力がすごい!
進行が早いという一方で、症状の“山”を越えたら治るのもあっという間!
治りかけはママに甘えてくる傾向が強いようです。子供も病気の時はなんとなく不安を感じているものです。なので、たくさん甘えてさせて安心させてあげてくださいね。
ただし、治りかけはまだ体がデリケートですし弱っている状態です。とても大事なタイミングですので、しばらくは外で遊んではダメですよ!
5.年齢や季節による特徴は?
子供の年齢や季節によって、かかりやすい病気があるんです。下記にいくつかご紹介しておきます。
生後3ヶ月までの発熱
生後3~6ヶ月くらいまではママの免疫のおかげで病気にはなりにくい。逆にこの時期に発熱したら要注意!
風邪(かぜ)
風邪は1年中かかるが、夏は発疹をともなう風邪、冬場はせき・鼻水・鼻づまりをともなう風邪が多い。
インフルエンザ
インフルエンザは乾燥した寒い時期(11月~2月)に多い。
麻疹(はしか)
生後6ヶ月~9歳までが多く、半数は2歳以下で発症する。
突発性発疹(とっぱつせいほっしん)
生後5ヶ月~2歳までが多く、うち9割が1歳までにかかる。
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
春~夏にかけて多く、1~9歳(特に3~4歳)にほぼ発症する。
水ぼうそう(水痘)
冬~春にかけて多く、1~4歳までほぼ発症する。
…などなど。
6.心の状態でおこる病気も!
幼稚園や保育園に行くようになったりすると、ママと離れるストレスから泣きじゃくって熱を出したり、「お腹が痛い」などと訴えることも…。
たかがストレスだと言って軽くみてはいけません。ストレスから引き起こされる重大な症状もたくさんあるんですよ。
軽い場合では発熱や嘔吐などの症状で済みますが、重い場合ですとパニック障害や呼吸困難などにも発展することがあります。
ぐずったり、わがままを言ったりするのは、その最初のサイン。あまり頭ごなしに叱るのではなく、優しく寛容な心でいっしょに問題解決をしてあげましょうね。
まとめ|子供の病気の特徴とは?
わたしも最初は子供の病気だって大人と同じだろうと思ってたんですが、子供だけがかかりやすい病気や、症状の出方・進行などにも違いがあるんですよね。
また、環境の変化などによるストレス・疲れからでも発熱したりするので注意が必要です。
例えば、うちの1歳の末っ子はじじばば(わたしの両親)と夜に車でドライブしただけで、次の日には発熱してしまいました…。
まあ夕方までには熱が下がり、次の日には何ごともなかったかのように元気でしたけどね!
あと、6歳になる長男は、わたしがお説教をはじめると必ずトイレに行きたくなり、「おしっこ漏れる~!」と言いはじめます。
さて、これはなにかの病気でしょうか?ただの仮病でしょうか…?