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こんにちわ!「のりぽょ」です。今回は「川崎病」についてお話をしようと思います。

実は、わが家の長男も生まれて4ヶ月の時に川崎病にかかり、1ヶ月くらい入院生活をしていたことがあります。

その経験も踏まえつつ、川崎病とはなにか?その症状と治療法は?についてを解説していきたいと思います!

川崎病とは?

発病する年齢は、生後2ヶ月~8、9歳までと幅広いのですが、多くは生後6ヶ月〜3歳ごろまでの子供がかかります。実は原因不明の病気なのです。

元・日赤医療センター小児科部長の川崎富作先生というひとが発見したため、「川崎病(かわさきびょう)」と名付けられました。

正式名称は「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」といいます。むずかしい名前ですね…。ただ普通に「川崎病」で通じますのでご安心を。

性別では男の子の方がかかりやすく、女の子の1.3倍です。重症になるのも男の子の方が多いようです。子供1万人にたいして年間で数人くらいが発症すると言われています。

 

川崎病の症状は?

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はじめは発熱・鼻水・せきなどの「かぜ」のような症状ですが、そのうちに以下のような症状がでてきます。

iconc_0140度近い高熱が5日以上も続く
iconc_02高熱が出ると同時に手足の先が赤くむくんでかたくなる←発熱後10日〜12日たつと皮がむけてくる
iconc_03熱が出はじめから2〜3日たつと、胸やお腹を中心にさまざまな形をした発疹が出る
iconc_04熱が出て数日すると、白目の部分が充血して真っ赤になる
iconc_05くちびるが荒れて真っ赤になり、舌にイチゴのように赤いブツブツができ(イチゴ舌)、口のなかの粘膜も充血する
iconc_06首のリンパ節がはれる

この6つの症状が特徴的で、このうち5つの症状が見られたら川崎病と判断され、検査や入院が必要となります。

 

心臓の合併症、動脈瘤ができることも…

川崎病は体中の血管に炎症がおこる病気です。動脈の炎症、そして心臓に異常がおこっていることもあるので注意が必要です。

後遺症として心配されるのが、心臓の合併症(がっぺいしょう)です。心臓に酸素や栄養をおくる冠動脈に動脈瘤(どうみゃくりゅう)という“こぶ“ができることがあります。

この“こぶ”の中で血が固まって血管をふさいでしまうと、心筋梗塞(しんきんこうそく)をおこし命にかかわることもあります。

川崎病にかかった子供の10〜20%にこの合併症が起こるといわれています。

しかし心筋梗塞をおこすほどの大きな動脈瘤ができるのは非常にまれで、ほとんどの場合は小さな動脈瘤で、これは自然にしぼんでしまいます。

 

入院は1か月前後かかる!

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川崎病と診断されると、ほとんどの場合は入院(1ヶ月前後)をして、検査と治療をおこないます。

川崎病は原因不明の病気ではありますが、いまはその治療方法や合併症の超音波検査もしっかりと確立されています。

パパやママはまず、子供をしっかりと観察して症状を見逃さないようにしましょう。もし川崎病と診断されても入院してちゃんと治療をうければけっして怖い病気ではありません!

 

症状の経過と治療方法は?

上記で説明した冠動脈の動脈瘤つまり“こぶ”は、病気を発症してからだいたい1週間くらいから大きくなり、2~3週間ほどでもっとも大きくなります。

まずは超音波で子供の身体をチェックし、“こぶ”ができていた場合は様子を見つつ「アスピリン」を使います。これは血液が固まってしまうことを防ぐお薬です。

初期のころや症状の重い子には、「ガンマグロブリン」という血液製剤(けつえきせいざい)を静脈に注射します。

熱はだいたい2週間くらいで下がります。そのころから手の指や足の指などの皮がむけてきます

1ヶ月以内に心臓に異常があらわれなければ、後遺症はほとんど残りません。もし冠動脈瘤ができていても、50%ちかくの子供は2年以内でそのこぶは自然に消えていきます。

退院したあとも、冠動脈瘤がなければお医者さんの指示にしたがってアスピリンなどのお薬をつづけたり、心臓の検査をします。これはだいたい2~3か月の期間となります。

問題なければ薬をやめ、その後の数年間は状況によってたまに定期検診にいきながら様子を見ます。ただ、治療をするわけではないので普通の生活をしていればOKです。

 

冠動脈瘤ができていたら…?

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冠動脈瘤(血管のこぶ)ができていたら、心臓専門のお医者さんに定期的にみてもらうことが必要となります。

ただし上にも書いたとおり、ほとんどの場合は小さいこぶのまま自然に消えてしまいます。早い子であれば2~3か月以内に、遅くても2年以内にはなくなってしまうことが多いですね。

状況によっては血管がつまらないように、お薬を飲み続けなくてはならない場合もありますが、お医者さんのアドバイスをうけつつあせらずに経過をみていきましょう。

 

わが家の長男|夜中にとつぜんの高熱!

うちの子の場合は、生後4ヶ月のころ、とつぜん夜中に39度の高熱を出しました。

びっくりしてすぐに救急病院へ行き、点滴をうちました。夜中だったため、また朝にきてくださいと言われていったん帰宅。

朝からまた病院へ。先生からは「手のひらが真っ赤で、目も充血してるので川崎病かもしれません。入院しましょう。」と言われました。24時間の付き添い入院です。

突然のことで、先生の表情もとても深刻(に見えた)ので、わたしはとっても不安に…。長男もすごくグッタリして呼吸も荒くてかわいそう。そんな姿を見ていたら、悲しくて涙がとまりませんでした。

入院してからは点滴にてアスピリンの投薬はじまりました。しかし熱がまったく下がらないため、ガンマグロブリンの点滴へ…。

ガンマグロブリンの点滴で、ようやく熱も下がってきて長男も元気に!やったー!!

 

冠動脈瘤の検査が大変…

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問題は冠動脈瘤ができてないかの検査です。しかし長男はまだ生後4か月のため、おとなしく寝ていることができません。

そこで眠くなるシロップを飲ませるのですが…これを嫌がってなかなか飲まないんですよね。すぐに全部はいてしまいます。毎回ほんとうにこの検査の時は苦労しました。。

検査の結果、幸いにも冠動脈瘤はできていませんでした!この時は本当に、心底ホッとしたのを覚えています。

しかし!あと1週間で退院だね~って時にまたもや発熱。ふたたびガンマグロブリンの注射へ。4月の頭に入院し、けっきょく退院できたのはゴールデンウィーク明けでした…。

 

退院後も一波乱あり!

退院したのもつかのま、自宅に帰ってから2日目で発熱!また病院に逆戻りに…。

2回目の入院は1週間で退院できたのですが、もう私はストレスでハゲそう。。24時間の付き添い入院って想像以上に過酷なんですよね。個室じゃないからよけいにストレス。

退院後は毎日アスピリンを飲ませ、月1回は心臓のエコー検査に通いました。その後はアスピリンのお薬も半年ほどで終わり、エコー検査も1年間隔になっていきました。

そして長男が幼稚園の年中さんの時に、最後のエコーをしてからは「もう大丈夫!」と川崎病の治療の終了の言葉をもらいました。

息子は入院したことを覚えてないようですが…いまは何事もなく元気に育ってますよ!

 

最後に

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いかがでしたか?
川崎病になると治るまでに時間がかかり、ママやパパはとても不安になると思います…。

ただし、病気の原因は不明ではあるものの、ちゃんと治る病気です。お医者さんの話をよ~く聞いて病気に立ち向かってくださいね!