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現役東大生の4人が1人が「公文」に通っていた!…という話を聞いたことありますか?

いまでは学習塾の定番といわれており、国内はもちろん海外にも広まっている公文。今回は幼児教育の定番「公文」について徹底調査しようと思います。

とはいえ、公文の宣伝をするわけではないので(笑)良いところも悪いところもふくめてご紹介いたしますよ!

 

公文(くもん)とは?

「公文」とは、日本公文教育研究会(本部は大阪市)が展開する学習塾のフランチャイズです。

公文式(くもんしき)」と呼ばれたり、英語表記では「KUMON」などと表記したりしますね。

日本全国に16,500の教室があり、生徒数は148万人もいるようです。

国内で教える先生の数は約15,000人で、これらをふまえると、1つの教室あたりに平均90人の生徒と1人の先生がいるという計算になります。

国内だけではなく世界48の国と地域に広まっており、300万人近い子どもたちが公文で学んでいます。

0〜2歳児向けの「Baby Kumon(ベビークモン)」をはじめ、小学校に入学するまえの幼稚園児、小学生、中学生、高校生、大学生や社会人までが公文で学ぶことができます。

学べる教科は算数・数学はもちろん、国語や英語も学べます。

 

公文にはクラスや授業はない?

公文の教室には「クラス」というものはありません。子ども一人ひとりの学力や理解度にあわせて、個別で学習をおこないます。

先生が黒板をつかって授業をする…というスタイルではなく、先生が子どものレベルにあわせた教材をわたし、子どもたちはその教材を使って自分で勉強をすすめていくのです。

子どもは教材にかかれているヒントや例題をもとにみずから問題の解きかたを学びます。もちろん分からない部分は先生がていねいにアドバイスをくれます。

難しかったり時間がかかったりすれば、おなじレベルを何回も繰り返しトレーニングしたり、レベルを下げた教材をあたえます。

なので、子ども一人ひとりの理解のスピードに合わせて“本当に理解するまで”学ぶことができるのです。

もちろん、理解が早ければ年齢や学年を越えて学習が進むことも。まだ学校では教えてもらっていない内容も、先んじてチャレンジすることになります。

この経験はやがて、未開拓な分野にも積極的にとりくみ、自分だけの力でさまざまな問題を解決する能力を育てるでしょう。

 

公文に通う子は東大合格率が高い?

冒頭でも書きましたが、公文に通っていた子どもは、東大をはじめとする難関国公立大学への合格率が高いと言われています。

現役東大生209名を対象におこなったアンケート調査では、子どものころに公文に通った経験をもつ学生が25%と、じつに4人に1人が公文の経験者だという結果になったのです。

同アンケートの内容を下記に簡単にまとめておきましょう。

【現役東大生と公文の経験について】
⚫︎公文に通ったことがあるのは25%
⚫︎公文に6年間以上通ったひとが27%と最多、つぎに多いのが2〜3年間の19%
⚫︎公文で2教科を学んだのひとは49%、3教科を学んだひとは29%
⚫︎公文をはじめた年齢・学年は、小学校1年生からが21%と最多。しかし小学校入学前からはじめたひとを合計すると46%となる

つまり、公文に通っていた東大生の多くは、比較的長い期間公文に通っており、しかも複数の教科を学んでいたということです。

また、公文に入会したのは幼稚園〜小学校1年生のタイミングが多いということになりますね。

…ちょっとここまで見るとものすごく公文の広告臭がしてきますが、、調査元はマクロミルという大手調査会社なのでいちおうは信頼できるデータだと言えるでしょう。

このデータを信用するとすれば、未就学〜小学生くらいまでの時期に基礎学力をみがくためには、やはり公文ははずせない定番の学習塾と言えます。

東大…とまではいかなくても、国公立や難関私立の大学を目指されているご家庭では、公文を検討されて間違いはないはずです。

 

公文の先生とは?

公文の先生はいっぱんに募集されていますので、基本的には指導経験のない“ふつうの人”が先生になります。

先生になるためには面接やテストはなく、説明会に参加したあとに応募することで先生になれるようです。

先生は研修やマニュアルで子どもたちへの指導のしかたを学びます。あとは本部スタッフからのサポートなどの協力をうけつつ、教室を運営していくことになります。

つまり、研修やマニュアルがしっかりしているとは言え、先生によって指導のレベルや経験はまちまちということ。

子どもを公文に通わせる際には、近所の教室をいくつか見学にまわって、親切で丁寧な先生を見つけるなどの工夫が必要ですね。

 

公文の月謝はいくら?

公文の1教科あたりの月謝(会費)は以下の通りです。

⚫︎幼児・小学生:6,480円
⚫︎中学生:7,560円
⚫︎高校生・社会人:8,640円

※全教科(算数・数学、英語、国語)共通
※ただし英語はE-Pencilという教材(6,480円)が別途必要となります。

 

公文式のデメリットは?

続いて公文のデメリット(悪い点)を挙げてみましょう。

下記はわたし個人の考えやネット上の口コミをまとめたものですので、実情とは違う部分もあると思います。あらかじめご了承ください。

⚫︎先生は一般人、悪く言うと素人
⚫︎先生によって指導経験や実力が違う
⚫︎教室の環境も運営者によってまちまち
⚫︎子どものヤル気次第で進みかたが変わる
⚫︎目先の学力よりも長期的な成長に役立つ
⚫︎算数は良いが、他教科に弱い?
⚫︎大量の宿題は親が採点する(算数)

…などなど

公文はフランチャイズですので(一定の質は保たれているものの)先生や教室によって質に差がある場合があります。

まずは複数の教室に見学にいき、合わなければ他の学習塾や通信教育(Z会、進研ゼミ、学研、家庭教師のトライなど)も調べてみましょう。

 

公文式のメリットは?

次に公文に通わせるメリット(良い点)を挙げてみましょう。

⚫︎自分で問題を解決する力がつく
⚫︎自分で解くので自信がつきヤル気がでる
⚫︎個々のペースに合わせて進められる
⚫︎ヤル気があればどんどん先に進む
⚫︎全国にたくさんの教室がある
⚫︎教材や指導マニュアルがしっかりしている
⚫︎学習の習慣が身につく

…などなど

いろいろ挙げましたが、“公文でなきゃいけない理由”というのは、やはり自分自身で問題解決をおこなう力がつくという点と、個々のペースや実力に合わせて進められるという点でしょうか?

自分のペースでやるという点ではその他の通信教育や一般のドリルなどと同じですが…

そのペースや難易度を先生が管理してくれたり、決まった時間に決まった場所で、なかば強制的に勉強をする…という点が公文のメリットといえますね。

 

うちの子も公文に通っています!

じつはわが家の長男(小学校1年生)も、今年の夏から公文に通いはじめました。算数と英語の2教科を学ばせています。

親が「行きなさい」と言ったわけではなく、子ども自身が「公文に行きたい!」と言ってくれたので、「じゃあ通ってみれば?」という流れで気軽にはじめた感じです。

なので迷ったりとかいろいろ比較検討することもなく、とても楽チンでしたね。

でもしばらくは学習塾なんかに通わせるつもりはなかったんで…予定外の出費でちょっと家計が心配ですが。。

あと(これはわたし個人の意見ですが)小学校の低学年までは“学力の向上のため”に勉強する必要なんてまったくないと思います。

それよりも、子どもの勉強に対するイメージを大切にしたり、良い学びの習慣をつけてあげることのほうがよっぽど大切だと思うんですよね。

例えば…
⚫︎机に向かって勉強をする習慣をつけること
⚫︎勉強を嫌いにさせないこと
⚫︎苦手意識をもたせないこと
⚫︎勉強のことで叱ったり強制しないこと
⚫︎自発的に勉強するようになること
⚫︎好きなことをとことん勉強させること
⚫︎できなかったことができるようになる感動や達成感を経験させること

どうでしょうか?
公文だろうが、Z会だろうが、進研ゼミだろうが、私塾だろうが、自宅学習だろうが…わたしは何でもいいと思います。

それよりも上記のような点に気をつけて、子どもと勉強とをじょうずに結びつけてあげてください。

どこの学習塾に行かせるべきか…どんな習いごとをさせるべきか…で悩んでいるママ・パパは、いっそ子どもに選ばせてしまってはいかがでしょうか?

[文:ぷぅこ]

※参照:
「現役東大生は「公文式」とどう付き合ったか?」PRESIDENT
「日本公文教育研究会」Wikipedia
公文式 ホームページ
「くもんの先生募集」