このページを開いてくれて、本当にありがとうございます。
まずは、そのことをあなたに感謝したいと思います。
子供をかわいく思えない時ってありますよね? 子育てがつらくて、いなくなってしまえばいい…いっそ自分が死んでしまった方が楽かも…なんて思ったこともあると思います。
でも、このページを開いてくれたあなたは大丈夫。きっとそのつらい状況から抜け出すことができます。
目次
あなたは悪くない。悩んだらまず、相談しよう。
子供にイライラしてきつい言葉であたってしまったり、つい手をあげてしまったり…
赤ちゃんの泣き声がつらかったり、子育てがつらくもう世話をしたくないと思ってしまったり…
子供をもつママなら、だれしも一度は感じたことがありますよね。わたしもそうですし、みんな同じです。
けっして、あなただけが悪いのではありません。
このような気持ちが一時的なものであればいいのですが…ながく続くようであればなるべく早めに誰かに相談して、まずはあなたの悩みや気持ちを聞いてもらうことが大切です。
ひとりで問題をかかえこんで悩んだり、自分を責めてしまっては絶対にいけません。悩みを放っておいてはダメです。
本当は子供を愛しているママだって、疲れていたり心が弱っていると、育児放棄(ネグレクト)や児童虐待をおこしてしまうことだってあるのですから…。
逆に、誰かに悩みを聞いてもらうことができれば、あなたやあなたの子供はきっと今よりよい状況になるはずです。
以下に、子育てがつらく嫌になってしまったときに相談すべき公的サービスや民間の団体、育児相談のネットワークをまとめてみました。
ここには、あなたからの相談を待っているひと、一人ぼっちのあなたを救おうとしてくれるひとがいます。あなたのつらさを分かち合おうと努力してくれるひとがいます。
まずは気軽に電話やメールで相談してみてください。
子供をかわいく思えないときは…?
下記に紹介する相談窓口は、自分の子どもをかわいく思えないとき、愛せないとき、虐待してしまったり不安を感じるとき、子育てがつらいときなど…さまざまな悩みに対して相談にのってくれます。
基本的にはどこも無料で相談できますし、匿名での相談に応じてくれます。ぜひ気軽に相談してみてください。
「子どもの虐待防止センター」
児童虐待を早期に発見し、虐待防止を援助するために設立された団体です。虐待から子どもを守り、親への支援を行っています。研修をうけた女性相談員があなたの悩みを聞いてくれます。
子どもの虐待防止センター
03-5374-2990
「子どもの虐待ホットライン」
日本で初めて児童虐待を防止するために 創設された団体、児童虐待防止協会が設置しているホットラインです。虐待から子どもを守り、親を援助するためにさまざまな活動を行っています。
子どもの虐待ホットライン
06-6762-0088
「こども相談室」
東京臨床心理士会が運営している相談窓口です。子育てをしているご家族からの相談はもちろん、子ども自身からの相談も受けつけています。
こども相談室
03-3868-3626
「児童家庭支援センター」
児童家庭支援センターは全国79箇所に拠点をもち、児童虐待や不登校などさまざまな子どもに関する相談を受けつけています。
「全国 子育て・虐待防止ホットライン」
日本子どもの虐待防止民間ネットワークが運営しており、全国から各エリアのホットラインに繋がります。
全国 子育て・虐待防止ホットライン
0570-011-077
「オレンジリボン運動」
子ども虐待防止にむけて活動をしているオレンジリボン運動の公式ホームページです。
子供をあずかってほしいときは…?
ワーキングマザーやシングルマザーはもちろん、あなたが子育てに疲れ果てて心が弱っているときは、ほんの一瞬でも子どもと距離をおくことで問題が解決することもあります。
以下に、子どもを一時的にあずかってくれたり、訪問保育(ベビーシッター)などを実施している相談窓口をまとめておきます。
「全国保育サービス協会」
ベビーシッター(訪問保育)を利用したいときに、お近くのベビーシッターを派遣する会社を紹介してくれます。また、ベビーシッターを利用する際の注意点などを記載した「ベビーシッター利用ガイド」をダウンロードすることができます。
全国保育サービス協会
03-5363-7455
「ファミリーサポートセンター」
女性労働協会が全国の市町村と連携して運営するサービスで、子育てをサポートして欲しいひととサポートしたいひとを結びつける役割を果たしています。
保育所までの送迎をしてくれたり、園や学校が終わってからママが仕事から帰宅するまでに子どもをあずかってくれたり、ママが病気や急用の際などに一時的に子どもをあずかってもらうなど…さまざまな相談に乗ってくれます。
ホームページからは全国のサポートセンターを検索することができます。
自治体の福祉課・保育課
各市町村の窓口では、一時的な保育やお仕事中心の保育について相談することができます。
ママの心が弱っているときは…?
子育てに悩み自殺を考えてしまった…どうしようもなく孤独を感じてしまう…まわりのひとには相談しづらい、相談するひとがいない…。
そんなあなたの苦しい思いや悩みにたいして真剣に向き合い、つらい気持ちを分かち合ってくれるひとたちがいます。
下記には、自殺を防ぐためや弱ってしまった心を救うための、さまざまな相談窓口をまとめています。
「いのちの電話」
日本いのちの電話連盟が運営しています。あなたのつらい悩みを、自殺予防の専門家が電話相談に応じてくれます。ホームページでは全国にあるいのちの電話の一覧が掲載されており、お近くのいのちの電話に相談することができます。
「よりそいホットライン」
社会的包摂サポートセンターが運営しています。どんなひとのどんな悩みにも、電話相談の専門家が相談に応じてくれます。
よりそいホットライン
全国 0120-279-338
岩手・宮城・福島 0120-279-226
「こころの健康相談統一ダイヤル」
全国の自治体が実施している「心の健康電話相談」などのサポートに対して、内閣府が全国共通の電話番号を設置したものです。
こころの健康相談統一ダイヤル
0570-064-556
「こころといのちのホットライン」
下記の「生きるアシスト.com」というサイト内で、全国の「心と命の相談ホットライン」の一覧がまとめられています。
「東京自殺防止センター」
自殺を考えてしまった方、悩んで苦しんでいる方、自殺を防ごうとされている方…などをサポートするボランティア団体です。
東京自殺防止センター
03-5286-9090
望まない妊娠をしてしまったら…
望まない子どもを妊娠してしまった…出産してしまった…そんな悩みを抱えているなら、1日でもはやく相談してください。
「SOS赤ちゃんとお母さんの妊娠相談」
「こうのとりのゆりかご」で有名な慈恵病院が設置している相談窓口です。電話相談のほか、メールでの相談を受けつけています。
SOS赤ちゃんとお母さんの妊娠相談
0120-783-449
「あんしん母と子の産婦人科連絡協議会」
望まない妊娠をした女性を支援し、産まれてくる赤ちゃんを救うために、行政と連携してサポートをおこなう産婦人科の協議会です。
電話とメールによる相談を受けつけています。
あんしん母と子の産婦人科連絡協議会
0485-225-571
「ライフ・ホープ・ネットワーク」
妊娠と中絶で悩む女性を支援しているボランティアグループです。
ライフ・ホープ・ネットワーク
0120-565-257
「円ブリオ基金センター」
思わぬ妊娠による悩み、不安、葛藤を感じるなら、ひとりで悩まずに相談してください。
円ブリオ基金センター
0120-70-8852
「にんしんSOS」
思いがけない妊娠などで悩んだ方に、適切な支援サービスを紹介しています。大阪府に在住の方におすすめです。
にんしんSOS
0725-51-7778
子育て全般の相談なら…?
このほかにも、国や地方自治体にはあなたの子育てを支援しサポートするさまざまな制度があります。ぜひ積極的に活用してください。
⚫︎子ども家庭支援センター
⚫︎児童相談所
⚫︎役所の福祉課、保育課
⚫︎地域の民生委員・児童委員
⚫︎保育園
⚫︎保健所・保健センター
最後に…|あきらめずに探し続けよう。
さて、今回は妊娠中・育児中のママのためのさまざまなサポートや相談窓口をご紹介させていただきました。
相談だけでは問題の根本が解決するわけではないですが…
あなたの心に寄り添い、話を真剣に聞いてくれるひとがいれば、きっと気持ちが楽になるはずです。
電話の向こうの相談員は、悩んでいるあなたを助けるために存在します。そしてあなたからの電話を待っています。
あなたの気持ちに少しでも気になる兆候があれば、遠慮せずに気軽に相談してくださいね。
また、電話をかけてもかけても、良い出会いに恵まれなかったり、良いアドバイスを得られずに失望することもあるでしょう。
しかし、相手も生身の人間ですのでいろいろな人間がいます。めぐり合わせや相性によっては、なかなかあなたの望む答えを見つけられないこともあります。
そんなときは、あきらめずにいろいろな相談窓口に電話をしてください。
今回ご紹介した相談窓口はほんの一部です。これら以外にも、世の中にはさまざまな支援団体やボランティア、サークル、コミュニティなどが存在します。きっと、必ず、あなたを救う答えが見つかるはずですので…あきらめずに行動し続けてくださいね。
あなたとあなたの子どもが、このつらい苦しみから解放される日がくることを、心から願い続けていますーー。
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「育児放棄」とは? 私たちがネグレクトしてしまう理由と、その対策。
[文:ぷぅこ]
子どもと二人の生活が辛い。夫が亡くなって5年、頑張ってきたけどもうこんな生活は嫌だ。
子どもと離れて暮らしたい。
そうですよね、一人で子供を育てるのは大変だと思います。
そのままの状態でいるのは親子ともに良くなさそうですね。一時的に親戚にあずけるなどは出来ないのでしょうか?