まだ子どもが小さいうちは、「小児科」ってとても重要な存在ですよね。
うちの長男なんてすぐに体調を崩すので、そのたびに仕事休んだり下の子を預けたりでもう大変…。
しかも、1人がなにかの病気をひろってくると、3人の兄妹が順ぐりに感染していくので…もう毎週小児科に通ってるんじゃないだろか?と思えるほどです。。
小児科は病気になったときに診療してもらうのはもちろん予防接種などでも利用するので、なるべく通いやすく、親切で腕のいいお医者さんを見つけておきたいですよね。
そこで今回は「小児科を選ぶときのチェックポイント」や「良いお医者さんを見ぬくコツ」について徹底調査いたします!
目次
口コミやウワサはあえて調べない!
小児科の選びかたとしてよく紹介されている方法として「ママ友やご近所さんにおすすめをの病院を聞く」「インターネットなどで口コミや評判を調べる」というのが多いですよね。
しかしこの方法、わたしはあまりオススメしません。
だって、お医者さんにも人それぞれ相性がありますし、そんなものを調べるより実際に病院に行ってみて、直接お話を聞くのが一番だと思うからです。
もちろん、最終的に判断に迷ったときには他人の評価を参考にするのはアリだと思います。
しかし、口コミやウワサはたいてい悪いところだけな誇張されて、おおげさに書かれてしまうものです。
自分で確かめる前に変な予備知識がついていまうのを避けるためにも、まずは自分の目でチェックして判断するようにしましょう。
実際に診察してもらうのが一番!
症状が軽いときや、自分自身が体調をくずしてしまったときを利用して、実際に小児科(多くの場合、内科も兼ねています)に診察してもらいましょう。
待ち時間はどうか? 先生の説明はわかりやすかったか? 診察は丁寧に時間をかけて診てくれたか? 雰囲気は清潔感はどうか?
…などなど、実際に行ってみないとわからないさまざまな点を確認できるはずです。
良い小児科を選ぶ20のチェックリスト
自分の目で選ぶ…と言っても、どこを見て良いのかわかりませんよね。その場合は下記のようなチェックポイントを参考にしてみてください。
1.ママひとりで頻繁に通える距離か?
2.大雨や強風でも通える距離か?
3.坂道、交差点、悪路はないか?
4.ベビーカーや抱っこひもで通えるか?
5.院内にベビーカーで入れるか?
6.入り口などにベビーカーは置けるか?
7.待合室は隅々まで掃除されているか?
8.アルコール消毒、空気清浄機、加湿器など院内感染をふせぐアイテムはあるか?
9.絵本・おもちゃなど子どもを飽きさせない工夫はあるか?
10.絵本・おもちゃは清潔か?
11.混み具合や待ち時間はどうか?
12.看護師やスタッフは明るく元気か?対応は親切か?
13.先生の診察は丁寧に行われたか?
14.先生の説明はわかりやすかったか?
15.一方的ではなく、話を聞いてくれる先生か?
16.原因と対策を教えてもらえたか?
17.帰宅後の療養・看病のしかたを教えてもらえたか?
18.予約診療はできるか?
19.調剤薬局は近くにあるか?
20.薬は適切だったか?
全部が○になる必要はありません。むしろすべてが完ぺきな病院などほとんどないと言って良いでしょう。
人によって優先させたい項目も違うと思いますので、総合的にみてもっとも自分に合っているなと感じる病院を選べばOKです。
病院までの通いやすさは重要!
上記でまとめたチェックリストの前半部分は、おもに“病院への通いやすさ”に関するものです。
小さな子どものいる家庭、とくに複数の子どもをもつママの場合、子どもの具合が悪くなって病院に連れていく…なんてのは日常茶飯事。
予防接種なども頻繁にあるので、病院への通いやすさはとても重要な判断基準なのです。
下調べで自宅から通える小児科をいくつかピックアップしたら、実際に病院まで行ってみるのがいいですね。
とくに診療を受ける必要はありません。病院までの所要時間を調べたり、ベビーカーや子どもを乗せた自転車でも通いやすい場所かを調べるだけでOKです。
たとえば、家からは近くてもキツい坂道を登らないといけなかったり…交通量は多いけど歩道がないなどの問題があると大変です。
病気は大雨や台風の日にでも待ってはくれませんし、頻繁に何度も通う道ですので、“通いやすさ”は無視できないポイントですよね。
診察がていねいな先生の特徴は…?
お医者さんの診察が適切か? ていねいにしっかりと診察をしてくれているか? を素人のわたしたちが判断するのは難しいですよね。
しかし、あるポイントに注目すると、わたしたちにも簡単に“ていねいな診察をしてくれる先生”を見極めることができるのです。
それは「聴診器をしっかりとていねいに胸にあてて聞いているかどうか?」と「患者にしっかりと話を聞いてくれるか?」の2点です。
聴診器ではおもに呼吸音を聞きますが、胸の左右前後と、それぞれの息を吸うとき吐くときのすべての音を聞く必要があります。
これをおざなりにする先生や、話しながら聴診器をあてる(つまり音を聞いていない)先生は、適当に診察をするクセがついているのかもしれませんね。
また、患者(患者が子どもの場合はママさん)にちゃんと話を聞くか?も判断のポイントとなります。
最初だけざっと話を聞いて、あとはろくに診たり触ったりせずに一方的に病名を告げてくる医師は…ちょっと信用できませんよね。
総合病院か?町のお医者さんか?
病院選びの際に迷うポイントのひとつに総合病院か?町のお医者さんか?…という選択がありますよね。
結論から言うと、わたしは町のお医者さん(開業医)の方をおすすめします。
総合病院はたくさんのひとで混みあいますし、待ち時間が長いですよね。子どもはおとなしく待っていられません。
予約しないと毎回違う医師に診察されることになりまし、大きな総合病院にはたくさんの医師がいて、医師のレベル・質もまちまちです。
その点、開業医の場合は先生=その病院ですので、質がブレることはありません。先生はその病院の責任者として運営を切り盛りします。
最悪、合わなければ病院を替えればいいだけです。
最終的には、口コミや評判も参考に!
最初に書いた通りですが、自分で判断が難しい場合は、ご近所のママさんに評判を聞いたりネットで口コミを調べたりするのもありです。
その場合は、あまりひとつの意見だけに惑わされずにさまざまな意見を参考にしましょう。
「自分はこう感じたけど、他のひとの考えはどうだろう?」と、まず自分の考えをもったうえで、他人の意見を参考にするのが良いですね。
[文:ぷぅこ]