こども004

さて、育児中のママはとっても大忙し。忙しくときに子供が甘えてきて困る…なんてママも多いのではないでしょうか?

しかし「甘え」というのは、子供が成長する過程でかならず必要となるとても大切な要素で、これをおざなりにしてはいけません。

そこで今回は、子供が「親に甘えたいとき」「親に大好きだよと伝えたいとき」に発するサインについて解説させていただきます!

甘えとは、愛情を確認すること!

子供はつねに、無意識のうちに心に“不安”を抱きつつ毎日を過ごしています。

「ママはぼくのことを好きなのかな?」
「パパはわたしのことを見てくれてるかな?」
「自分は愛され、必要とされてるのかな?」
…と。

そんな不安や寂しさを打ち消したくて子供はママやパパに甘えてくるのです。「ママ、パパ、大好きだよ!」「ぼく(わたし)のことも好き?」と。

子供の甘えとは、いわば“愛情を確認する行為”なんですよね。

ママやパパに甘えさせてもらうことで子供は安心し、また他人を愛する幸せを知ります。自分を好きになり、自分に自信を持つことができます。

 

子供を甘えさせないとどうなる?

子供は甘えるのが普通です。
だから子供が甘えてくるうちは健全で安心なのですが…逆に小学校3〜4年生くらいまでの子があまり甘えてこない場合はちょっと心配です。

親からの愛情が不足していたり、充分に甘えさせてもらえなかった子供は、徐々に「甘え」や「大好き」のサインを見せなくなっていきます。

甘えることができない子供は、無意識に重いストレスを抱えてしまったり…自信をなくしてしまったり…怒りや不信感を募らせたり…。

さまざまなマイナスの感情をもったまま成長してしまうのです。

成長してから問題行動を起こすようになるひとの多くは、幼児期に充分に甘えさせてもらえなかったことが原因だと言われています。

つまり私たち親は、子供が発する「甘えさせて」のサインを見逃さないようにし、必要なときに適切に甘えさせてあげることが大切なんですね。

それでは、この「甘えさせて!」のサインが具体的にどんなものなのかを見ていきましょう!

 

1.見て見て!

自分が描いた絵や、ブロックで作った作品を片手に「ねぇママ、これ見て見て!」…なんて、よくある風景ですよね。

これはママやパパに認めてもらいたい!褒めてもらいたい!の合図です。

「まあスゴイねぇ!自分で描いたの?」「上手だね〜!ここの部分はなに?」など、具体的にコメントをつけて褒めてあげましょう。

 

2.⚫︎⚫︎やって! ⚫︎⚫︎して!

ねぇパパ、お馬さんやって!
ねぇママ、このボタンつけて!

このように子供が、⚫︎⚫︎やって! ⚫︎⚫︎して!というのは甘えのサインです。

毎回それに応えるのは大変ですが…ちょっと家事や仕事の手を止めて相手をしてあげましょうね。

 

3.テレビの面白い部分でふりむく

テレビを見ていて、子供が笑いながらママやパパの方をふりむくことがありませんか?

それは、楽しいことや面白いことをママパパと共有したくて、「ママも笑ってるかな?」「パパも面白いかな?」と親の表情を確認しているのです。

子供が振り返ったら、無言でも構いませんのでニッコリと笑いかえしてあげましょう。

楽しい気持ちを共有できるということは子供にとって最高の充足感につながります。

 

4.これなに?なんで?

ねぇママ、これなぁに?
ねぇパパ、なんで太陽は光ってるの?
…などなど、子供はいつでも好奇心旺盛。

子供の「なぁに?」「なんで?」に付き合ってあげるのも親の大切な役目です。

子供は自分が嫌いなひとに対して「これなに?」とは聞きません。大好きなママやパパにだからこそ、「なんで?」と自分の好奇心をぶつけるのです。

ちょっと面倒くさいこともありますが、わからないことをそのままにする悪いクセをつけないためにも、なるべくその場で子供の疑問を解決してあげましょう。

 

5.親の好きなものを好きになる

親が好きなものを、子供もまた好きになることって多いですよね?

好きなテレビ番組や映画、歌手や芸能人。スポーツや趣味、ゲームや車など…。

「ママ、テレビに⚫︎⚫︎が出てるよ!」「パパ、ほらエルグランドが通ったよ!」などなど…。

これらはすべて、子供自身が好きというよりはママやパパの笑顔が見たいから一生懸命に見つけて報告してくれてるわけです。

子供は健気で、そしてママパパが大好きです。ささいなことでもよろこびや感動を一緒に感じて、感情を共有したいんですよね。

なのでできるかぎり一緒に笑い、一緒に驚き、一緒におこったりして、子供と感情を共有してあげましょう。

 

6.叩く、ダダをこねる

ママやパパを叩く、ダダをこねてあばれる…なんていうのも、分かりやすい甘えです。

こんなときは、冷たくあしらったり突き離してはいけません。感情的に怒っても逆効果です。

優しく言い聞かせ、子供の衝動がおさまるまで冷静に諭してあげましょう。スキンシップをとりながら、子供に親のぬくもりを伝えてあげましょう。

 

7.わがままや文句を言う

これも前項で説明したダダをこねるなどと同じです。

子供は嫌いなひとにわがままや文句を言うことはありません。

大好きなママやパパに受け入れてもらいたい!優しく甘えさせてもらいたい!と思うからこそ、わがままを言うのです。

ちなみに、いくら甘えが大切だからといって、欲しがるままにお菓子やおもちゃを買ってあげたりしてはいけませんよ。

それはただの「甘やかし」であって「甘えさせ」ではありません。この2つの違いについては過去の記事(正しい【子供の甘えさせ方】6つのポイント)にくわしく書きましたのでこちらもあわせてお読みください。

 

8.できてたことが急にできなくなる

昨日までは一人で着替えができていたのに急にできなくなったり、自分で降りられる段差で抱っこを求めてきたり…

いつもは一人でできることを、急にできなく(やらなく)なったりすることがあります。

これもわかりやすい「甘え」です。わがままを言ってママやパパの気を引き、スキンシップを求めているんですよね。

こういうときはなるべく応えてあげるようにしてください。甘やかしでは?と思うひとがいるかもしれませんが、子供が自立したいときには「自分でやる!」と言いだしますのでそれでOKです。

ただし、全部をやってあげるのではなく「じゃあ一緒にやろうよ!」「ここまではママがやってあげるから、あとは自分でやってみな?」と上手に子供を誘導するようにしましょう。

 

たった10秒でもいいから応えてあげよう!

いかがでしたか?
「甘え」や「大好き」のサインにも、いろいろなパターンがあることをわかっていただけたかと思います。

もちろん、ここにご紹介させていただいたものが全てではありません。

子供によってもさまざま甘えのサインがあると思いますので、自分の子供が普段どのようなサインを出しているのか? を見逃さないように見守ってあげましょう。

子供が甘えてきたら、なるべく家事や仕事の手を止めて、子供と視線をあわせて応えてあげてください。

長い時間は必要ありません。たった30秒…いや10秒だって構いません

言葉だけではなくなるべくスキンシップ(頬ずり・抱っこ・手をつなぐ・頭をなでるなど)をとりながら、子供を思う存分甘えさせてあげましょうね!