7.繰り返し読むことも大切!
おなじ絵本を繰り返し読むことも、実はとても大切なトレーニングになります。
おなじ本をなんども読み聞かせた子供のほうが、他の子供にくらべて“新しいことを学ぶスピードがより速くなる”という研究結果も報告されています。
さらに、おなじ絵本を繰り返し読み聞かせたほうが、子供の反応もよくなり感想やコメントも多くなります。
子供がなんどもおなじ絵本を選ぶからといって嫌がってはいけません。子供のためになんどでも繰り返し読んであげましょう。
8.感想を聞かないように!
絵本を読み聞かせたあとは、感想をもとめたり質問ぜめにしてはいけません。
読み聞かせのあとの時間は、絵本の世界の余韻を楽しみ、さまざまな想像力を働かせるためのゴールデンタイムです。
子供からすすんでアウトプットしてくれるならいいのですが、ママ・パパからは感想を要求しないようにしましょう。
9.途中で質問するのもNG!
子供の集中力を切らせたり、絵本の世界に感情移入することをジャマしないように注意してください。
途中で質問したり、クイズを出したりするのもあまりよくありません。
読み聞かせの途中では、なるべく物語に集中できるようにしてあげましょう。
10.子供とのスキンシップをはかろう!
絵本の読み聞かせは、子供とのスキンシップをはかるためにもうってつけの機会です。
まだ小さい子供であれば、ひざの上にのせて読み聞かせてあげるのが良いでしょう。ちょっと大きくなったら、うつ伏せに寝っころがって寄りそって読んであげてもいいですね。
絵本を通じて親子が体と心のコミュニケーションを促進できるようにいろいろと工夫しましょう。
11.大人も絵本を楽しもう!
子供だけでなく、ママやパパも絵本を楽しむようにしましょう。
大人が読んでつまらない絵本は、子供もつまらないです。
また楽しい絵本でも、大人がつまらなそうに読んでいては、子供もさめてしまいます。
親子で一緒に絵本を楽しみ、感情を共有することが大切なんですね。
12.たくさんの本に触れさせよう!
ママ・パパの時間が許す限り、なるべくたくさんの絵本を読み聞かせしてあげましょう。
読み聞かせの効果は、読んだ絵本の量に比例します。おなじ絵本を繰り返しでも構いませんので、できる限りたくさんの絵本に触れさせてあげましょう。
もし、「そんなにたくさんの絵本を買ってあげられないよ…」という方は、図書館を有効に活用しましょう。
図書館には読み切れないほどの絵本・児童書があり、すべて無料で借りることができます。子供に好きな本を自由に選んでもらうのがよいですね。