こんにちは、子育てアドバイザーの[ぷぅこ]です!
さて子供は成長するにつれて、お友だちが増えたり外出の機会が増え、行動範囲がひろがっていくものです。
ママやパパと一緒にいる時間はだんだんと減っていき…子供同士やひとりですごす時間が増えていきます。
当然ながら、その分だけトラブルや犯罪にまきこまれる危険性が高まっていくということですよね。
そこで今回は、いますぐ家庭で実践したい防犯対策として、子供が外出する際に確認しておきたい5つのチェックポイントをまとめてみました。
1.だれと、どこで遊ぶのか?
どの友だちと、どこで、何をして遊ぶのか?は最低限かならず確認しておきたいポイントです。
子供の交友関係と行動範囲を把握しておけばなにかあったときにも安心ですし、もし帰りが遅くなったときも様子を見に行くこともできます。
どんなに忙しいときでも、かならず外出先と一緒に遊ぶ友だちの名前はチェックしておくようにしましょう。
2.何時までに帰るのか?
上記にあわせて、何時まで遊ぶつもりなのか?何時ごろ帰ってくる予定なのか?を確認しましょう。
帰宅時間を親子であらかじめ約束しておくことで、遊びに夢中になりついつい暗い時間になってしまうのを防ぐことができます。
また、約束の時間をすぎても帰ってこないなど、何らかの異変やアクシデントにいち早く気がつくことができます。
3.どの道を通るのか?
子供がどの道を通って遊びにいくのか?どの道順で帰ってくるのか?なども確認しておくようにしましょう。
よくつかう道路に危険な箇所がないかどうかをあらかじめ把握しておけば、未然にリスクを防げる可能性が格段に高くなるはずです。
ちなみに危険な箇所とは以下のようなものが挙げられます。
⚫︎人通りのすくない道
⚫︎街灯がすくないなどの暗い道
⚫︎林道・トンネルなど遮蔽された場所
⚫︎工事現場や建築中の建物
⚫︎廃屋や放置された建造物
⚫︎河川・沼池・用水路・貯水池
⚫︎車通りのはげしい道
⚫︎自転車がスピードを出しやすい道
⚫︎踏切や交差点
⚫︎歩道のない道、見通しの悪い道
⚫︎ゲームセンターなどの遊技施設
子供の行動範囲のなかにこれらの箇所がある場合は、なるべく別の道をとおるようにしておくと安心です。
また子供と実際にその道を通り、どこが危険なのか?なにに注意すべきなのか?を一緒にチェックできるとよいですね。
おなじ道でも、時間帯や時節や天候によっても状況が一変することがあります。子供の行動範囲にはつねに注意をはらい、定期的にチェックするようにしましょう。
4.防犯グッズをもったか?作動するか?
子供が外出する際には、防犯ブザーや防犯携帯などの“防犯グッズ”をもっているかも確認しましょう。
しかし防犯グッズをただもっているだけでは不十分です。国民生活センターがおこなった調査では、小学生が所持していた防犯ブザーの50%以上が故障や電池切れにより作動しなかったそうです。
せっかくもっていても、いざという時に作動しなければ意味がありません。キチンと作動するか?破損や電池切れなどをおこしていないか?などを1ヶ月に1度くらい定期的にチェックするようにしましょう。
5.持ち物はなにか?所持金は?
子供が何をもっているのか、お金をもっていないか、もっているなら何に使うのか…もさり気なくチェックしましょう。
子供を襲うリスクはなにも事故や見知らぬ犯罪者だけではありません。最近では子供同士のトラブルが深刻な事件に発展することも増えています。
子供同士のお金の貸し借りがトラブルの原因となることも多いため、お金を持ちだしていないか?には特に注意をするようにしましょう。
最後に|子供を犯罪や事故から守ろう!
いかがでしたか?
今回ご紹介した5つのポイントを意識して、子供を犯罪や事故から守るようにしましょう。
大切なのはルールをただ押しつけるのではなく、普段からコミュニケーションをはかり、親子で事前によく話しあっておくこと。
一緒に行動し、どこのなにが危険なのか?危険なめにあったときはどうするべきなのか?を具体的に伝えておくことです。
また、いざというときにビックリして固まってしまい、行動をおこせなくなる子供もいます。
とっさに行動がおこせるように、大声を出す練習や、防犯グッズを作動させる練習など、事前にシミュレーションをおこなっておくと安心ですよね!
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