こんにちは![ぷぅこ]です!
さて、わたしは子供を叱るときについつい「なんで○○できないの!」「○○くらいできるようになりなさい!」…などと子供を否定・非難するようなことを言ってしまいます。
そして叱ったあとにはいつも、「ちょっと言い過ぎたかな…」「かわいそうなことを言っちゃったな…」と後悔してしまいます。
同じような経験、あなたにもありませんか?
しかし批判を受けながら育った子供は“まわりを非難してばかりのダメ人間”になってしまう危険があるのです。
あなたは子供を批判していませんか?
ママやパパなどまわりの人間から「あなたはダメな子だね~」「○○もできないなんて恥ずかしくないの?」…などと批判・否定されながら育った子供はどうなると思いますか?
子供はまだ世界もせまく、経験も知識もありませんから、ママ・パパの言葉をそのまま信じてしまい「自分は○○もできない、ダメな人間なんだ…」と思うようになります。つまり“自分自身に失望”するということ。
自分に失望し自信がもてないまま育ってしまった子供は、成長するにしたがって“ダメな自分をごまかし隠そう”と思うようになります。他人よりも劣っていることを隠そうとするのです。
そういう子はやがて、自分じゃない誰かを非難することでその誰かよりも優位に立ちとします。非難し相手をおとしめることで、自分を大きく見せようとするのです。
あいつはバカだな!ダメな奴だな!クズでノロマだな!…と他人を非難することで、「ボクはあいつよりも優れている!」と自分を納得させるのです。そうすることでしかプライドを保てる方法がないんですね…。
そういう人、大人でもたまに見かけますよね?自分の未熟さを棚にあげて、まわりの文句や非難ばかりをくりかえしているダメな大人たち。
自分の子供だけには、そんな風に育ってもらいたくないものです。
非難できない子は、自分を否定する
しかし中には、まわりを非難できない子供もいます。そういう子供は、他人を非難するのではなく自分自身を非難し追い込み、やがては自分を憎むようになってしまいます。
自分自身を必要以上に過少評価し、“小さく弱い人間”だと思い込んでしまうのです。
やがては自分より強い人間に対して媚びへつらうようになり、これもまた、つまらない心の弱い大人に育ってしまうでしょう。
どうして子供を批判してしまうのか?
ではなぜ、子供を批判・否定してしまうのでしょうか?
子供を批判・否定してしまうパパ・ママは、“自分に自信がない人”が多いようです。周囲から正しい評価をもらえずに、満たされない気持ちをかかえていることが多いのです。
ムダに虚勢をはり、自分の力をまわりに誇示したり、他人を批判することで、自分のプライドを保とうとするんですね。
それが例え自分の子供であったとしてもです。
子供のやることなすことをバカにし、ダメだね~と批判し失望してみせることで、あたかも自分が優れているような気分にひたるのです。
そんなはずない!…と思うかもしれませんが、これは無意識の行動なので、自分ではなかなか気づくことができません。
批判をうけた子は、将来自分の子を批判する
そして、この歴史は繰り返されます。
自分に自信が持てない子はやがて他人を非難ばかりする大人に育ち、自分の子供を批判してしまいます。
そしてその子もまた、他人を非難する大人になり、自分の子供を否定する…抜け出すことができないメビウスの輪ですね。
子供を「できる子」として扱おう!
では、どのように子供に接すれば良いのでしょうか?実はその方法はとっても簡単なのです。
もしあなたが子供の立場だったとして、お片づけやお手伝いを頼まれた時に、自信をもって気持ちよく行動できるのは下記のA・Bのうちどちらですか?
「○○しなさい!」
「なんで○○できないの?」
「よその子はみんな○○できるのに、△△ちゃんはダメね。」
「○○できるなんて偉いね!」
「一緒に○○やってみようか!」
「△△ちゃんは○○が得意だから、ママお願いしちゃおうかなぁ?」
…どうですか?
AとBは同じことを依頼・指示されてるのですが、どう考えてもパターンBの方が楽しく積極的に行動できますよね。
注意したいのは、ものを頼む時だけ調子よく子供をおだてないこと。普段から子供をできる子・優秀な子としてあつかいましょう。
子供の行動をよく観察し良いところを見つけてあげましょう。おしゃべりする子供の話をよ〜く聞いてあげましょう。
そして、ダメなことは冷静に注意し、良いところは思いっきり褒めてあげましょう!
まとめ
では最後に、今回の内容をカンタンにまとめてみましょう。
ママ・パパに批判ばかりされて育った子供は、自信をなくし、ダメな自分を隠そうとする。
やがて他人を攻撃(非難・否定)することで相手をおとしめ、虚勢で自分を大きく見せようとする。
子供を非難するのではなく、応援し褒めてあげよう。優秀な、できる子として扱おう。
いかがでしたか?
今回ご紹介した内容は、子供が何歳であろうが、遅いということはありません。
今日からでもぜんぜん間に合いますので、さっそく今から意識してみましょうね!
1) 批判を受けた子は、将来自分の子を批判する ⇒ 自分の子の前に。批判されないで、オレサマで育った子は、社会(企業内など)で孤立し、他者から批判されると、客観的視点を持ってないので応酬できず、ただ落ち込む ⇒ ウツの若者が多い原因?
2) パターンA⇒ 子供を「できる」として扱おう! ⇒ 当たり前。なんで○○できないの?か、根本的に考えさせる構図・システムを一緒につくるべき。★子供のころ、デキル子としてちやほやされてきたヒトが社会(会社など)で、デキル子から転落し、転社を繰り返し、ウツになる。世の中、そんなに甘くない! デキなければ、デキルよう仕込む。それは、方法を考えさせることで、デキルと扱う、のとは違う。
3)ママ・パパに批判ばかり ⇒ 自信を無くし、ダメな自分を隠そうとする。 ⇒ 2) と同様に、社会へ出れば、家で自信を持っていた人間ほど、自信をなくし、ウツになる。世の中、批判されることばかり ⇒ 合理的解決法を考えさせるべき
↑の方の意見が正しいと思います。
誉める子育てもありますが、現実と掛け離れすぎても、傷つくのはこどもですよね。
かっとした時に冷静になれず、後悔するからみんな悩んでしまうのです。
ネットで子育て方法を探すより、母がリラックスしていられる環境づくりが一番必要であり
一番手に入りにくいものだと思います。
批判される事で、子供は自己肯定感が低くなります。素の自分を認められず、周りからの評価ばかり気になり、人の目ばかり気にする子供になります。
褒めて育てる難しさは、今、子育てしている親が体験した事のない子育て方法。
褒め方がわからないし、親に褒められた事もないので、結果褒めて育てるとろくでもない人間になると大多数が信じている。
褒め方は難しい。
例えば、早起きして賢いねか、早起き出来てママは嬉しいよ。ではどちらが子供が嬉しく感じるか?等色々ありますが、自殺者が先進国でズバ抜けて日本が多いのは、批判ばかりの減点主義な養育環境で育ち、自己肯定感の低さから鬱になった結果であると思います。
小四の不登校児を育てて、そう思うようになりました。