こんにちわ![ぷぅこ]です!
さて、子供には叱ってもよい子と、叱り方に注意が必要な子の2タイプがいるのはご存知ですか?
叱ってはいけない子を間違った方法で叱り続けると、やがてさまざまな悪い影響をおよぼす可能性があるのです。
そこで今回はこの2つのタイプの違いを解説するとともに、子供の正しい叱り方についてまとめてみました。
目次
叱っても大丈夫な子の特徴は?
下記のような性格の子供は、叱っても大丈夫なパターンです。
[叱ってもいい子のタイプ]
⚫︎おっとりとしている子
⚫︎落ちついている子
⚫︎のんびりマイペースな子
⚫︎楽天家で明るい子
⚫︎前向きで積極的な子
⚫︎情緒が安定している子
のんびりとマイペースな子供は、叱っても深刻に受けとめることがなく、良い意味で受け流すことができるため、ストレスがたまりません。
また、なにごとにも前向きで楽天家な子供は、叱ったこともプラスにとらえることができます。
叱り方に注意が必要な子の特徴は?
逆に叱ってはいけない子はどんなタイプでしょうか?
[叱ってはいけない子]
⚫︎ひねくれて素直じゃない子
⚫︎感情的ですぐに泣いたり怒る子
⚫︎プライドが強くいじっぱりな子
⚫︎気が弱くおとなしい子
⚫︎自虐的で内向的な子
⚫︎臆病でひっこみじあんな子
いじっぱりで素直じゃない子は、あまり追い込んではいけません。こういう子は本当はとても傷つきやすく、自分で自分を責めてしまうタイプだからです。
また、反対に気が弱くて臆病な子も叱りすぎてはいけません。怒られることを恐れるあまりに、なにもできない子になってしまうからです。
いじっぱりな子ほど傷ついている。
上記で説明したように、いじっぱりで強情な子供ほど、実は叱り方に注意が必要です。
叱っても口ごたえするし、怒って反抗するので、ついつい必要以上に叱ってしまいがちなのですが…このような子は実は人一倍ナイーブで心に大きな傷をおってしまう子供なのです。
これに気づかずに叱り続けてしまうと、だんだんと自分への自信を失い、「ぼくは叱られてばかりいるダメな人間なんだ…」「わたしはママに嫌われている。誰からも必要とされていないんだ…」と思い込むようになります。
ママ・パパがいっしょに叱ってはダメ!
もっとも良くないのが、ママとパパが一緒になって子供を叱りつけるパターンです。逃げ道がない状態で叱り続けると、子供はどんどん追い込まれ、心は深く傷ついてしまいます。
ママとパパのどちらかが感情的に叱ってしまっているときは、必ずどちらが良いタイミングで助け船を出してあげましょう。
「どーせ!」という言葉が出たら危険信号
ママやパパから攻撃され続けた子供は、やがて「どーせ!」という言葉を使うようになります。この「どーせ!」の言葉の続きには次のようなセリフが隠されています。
「どーせ僕なんか、いなくなっちゃえばいいんだ!」
「どーせ私のことなんて、好きじゃないんでしょ!」
「どーせ、死んじゃえばいいんだって思ってるんでしょ!」
…とてもショックな言葉ですが、子供たちは本当にこのように感じてしまうのです。
子供の口からこのような言葉が出たときは危険信号だと思ってください。早急にママ・パパのいままでの叱り方やコミュニケーションの取り方を変えていく必要があります。
では、いったいどのように子供を叱るのが良いのでしょうか?
次回は“子供の上手な叱り方”について、具体例を交えながら解説したいとおもいます。