こんにちは、[ぷぅこ]です。
私は子育てに悩んだとき、子供との接しかたに悩んだとき、子供を必要以上に叱ってしまったとき…かならず思い出すものがあります。
それはAC(公共広告機構)が放映していた「抱きしめる、という会話。」 というTVCMです。
自分の子供なのに、
愛しかたがわからない。まず、
子供を抱きしめてあげてください。それはあなたにもできる、
言葉をこえた愛情表現です。
最近、子供を虐待したり育児放棄して、挙げ句の果てに死なせてしまったり…。そんな悲しい事件が相次いでいますよね。
私はそんなニュースを目にするたびに、なんとも言えない嫌な気分になり、悔しくて切なくて…やるせない気持ちになります。
あの子たちは、その短かすぎる一生のなかで、どれだけ笑うことができたのだろうか…?あの子たちにも、生まれてきて良かったと思える瞬間はあったのだろうか?
そんなことを考えると、つらくて涙が出てきてしまいます。
なんとかしたい。できれば彼ら全員を救いだしてあげたい!…でも、そんな大それたことできるわけないですよね。。
でも、なにか自分にもできることがないか?と考えた結果が、この「ままなび」というサイトです。
…と、ちょっと話がそれてしまいましたが。。
このCMは、子供の愛しかたに悩んでいるママはもちろん、子育てをするすべてのママとパパに見てほしい動画です。
あなたは、ちゃんと子供を抱きしめてあげていますか?
子供がわがままで言うことを聞かない…反抗的で口ごたえばかりする…無口で無表情でなにを考えているかわからない…。
でも子供との上手な接しかたがわからない。いつも必要以上に叱ってしまい、手をあげてしまい…あとでひとり後悔する。
多かれ少なかれ、親であれば誰にでもある経験だと思います。
そんなときは、ただ抱きしめてあげてください。ゆっくりと優しく、子供を包み込んであげてください。
言葉なんていりません。ただ子供のからだに触れ、頭を優しくなでたり、背中をさすったり…それだけでいいのです。
それだけであなたの愛情は伝わります。あなたが子供を大切に思う気持ち、いとしいと思う気持ちはじゅうぶんに伝わっています。
私もできるだけ毎日子供を抱きしめるようにしています。忙しいときでも、子供の機嫌が悪くて嫌がるときも(笑)かならず子供のからだ触れて、スキンシップを取ることを自分のルールにしています。
たったそれだけで子供は安心し優しい気持ちになるんですよね。ちょっとずつ素直になり、ママやパパのことを信頼し、愛してくれるはずです。
特に最近子供とちゃんとコミュニケーションとれてないな…なんて方は、ぜひ試してみてくださいね。
最後に…
この広告が放映された当時に、新聞広告などに添えられていた素敵な文章があるので、そちらも紹介したいと思います。
子どもの頃に抱きしめられた記憶は、
ひとのこころの、奥のほうの、
大切な場所にずっと残っていく。そうして、その記憶は、
優しさや思いやりの大切さを教えてくれたり、
ひとりぼっちじゃないんだって思わせてくれたり、
そこから先は行っちゃいけないよって止めてくれたり、
死んじゃいたいくらい切ないときに支えてくれたりする。子どもをもっと抱きしめてあげてください。
ちっちゃなこころは、いつも手をのばしています。
子供はいつもその小さな心で、ママの愛を求めて手を差し出しています。その手をしっかりと握りしめてあげてくださいね。
それは世界中でたった一人、あなたにしかできない愛情表現なのですから。。