こんにちは!子育てアドバイザーの[ぷぅこ]です!
さて今回は、前回(【正しい幼稚園選び①】まずは知っておこう!3つの基礎知識)から引き続き、幼稚園選びについてのお話です。
具体的にどのようなポイントに注意して選ぶべきか?を9つのチェック項目としてまとめさせていただきましたので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
1.幼稚園の教育方針をチェック!
まずは、その幼稚園がどのような教育方針なのか?をチェックしましょう。
幼稚園、とくに私立は園によって教育方針が大きく違います。
運動に力を入れている園、英語教育に力を入れている園、読み聞かせなど文科系に力を入れている園、とにかく自由に遊ばせる園…とさまざまです。
どの教育方針に賛成できるのか?どんな子に育って欲しいのか?をよく考えて、自分たちの考えに近い幼稚園を選ぶようにしましょう!
2.園児たちが楽しそうかをチェック!
教育方針も大切ですが、やはり子どもたちが楽しそうに幼稚園生活を楽しんでいるかもとても重要ですよね。
幼稚園を見にいく機会があれば、園児たちがどんな表情でいるか?楽しそうに遊んでいるか?笑顔ですごしているか?…などをチェックしてみてください。
とても貴重な幼児期の2〜3年間をすごす場ですので、子どもたちが“イキイキと輝いているかどうか”は大変大切な要素ですよ!
3.運動会やイベントをチェック!
とはいっても、子どもたちの様子を見れるチャンスは限られています。
なかには事前に予約をすることで幼稚園の中まで見せてくれる親戚な園もありますが、たいていは園の外から様子を見ることしかできません。
なので運動会や見学会などのイベントの際には、積極的に参加しておきましょう!
園の教育方針はきちんと実践されているのか?先生たちの子どもとの接しかたはどうか?子どもの言動はどうか?…など、チェックすべきものはたくさんあります。
また、ひとつの園だけを見学してもなかなか良し悪しはわかりません。複数の園を見比べてみることができれば、よりはっきりと特徴を知ることができるはずです。
4.どんな両親が通っているかチェック!
あわせて、園児の保護者たちがどんな人たちかもチェックしておきましょう。
前項で説明したイベントだけではなく、送り迎えの時間にも保護者の様子を見ることができます。
どんな年齢層か?服装や身につけているものはどうか?専業主婦かワーキングマザーか?…などなど、その幼稚園に通っている園児の家庭にどんな層が多いのかを確認してみてください。
おなじ幼稚園に通う保護者同士、数年のあいだに大なり小なりお付き合いすることになるわけですから、あなたの家庭にあっているか?あなたの性格や好みにあっているか?は、とっても大切な指標です。
客観的な目で冷静に判断するようにしましょうね。
5.口コミ・評判をチェック!
その幼稚園の様子は、やはり実際に通わせている保護者に聞くのがいちばんです。
幼稚園の近くの公園、送り迎えの時間、イベントの際など、チャンスがあればぜひ声をかけて聞いてみてください。
またはインターネットで口コミなどをチェックするのもいいですね。
いずれにせよ、あまり一人の意見に左右されずにたくさんの意見を聞いて判断することが大切ですよ。
6.送迎・給食・預かり保育をチェック!
数年間、毎日通わせることになるので、保護者のライフスタイルや働きかたに合った幼稚園選びが大切ですよね。
具体的には、希望する幼稚園に下記の3点があるかどうかを忘れずに確認しておきましょう。
送迎について
送迎バスがあるかどうか?ある場合はどこに何時何分に集合するのか?何時何分に帰ってくるのか?
送迎がない場合は、何時何分までに送り届けるのか?迎えにいくのか?…など。
給食の有無
給食はあるのか?お弁当をつくる必要があるのか?なかには、給食とお弁当が半々になっている幼稚園もあるのでよく確認しましょう。
預かり保育
預かり保育の有無は、ワーキングマザーやパートなどで働くことを考えているママにとってとても重要な問題です。
預かり保育があるかないか?条件や制限があるか?追加料金が必要か?何時まであずかってもらえるか?…などを確認しておきましょう。
7.無理なく通える距離かをチェック!
もし送迎バスなどがない場合、毎日子どもを送り迎えできる距離なのか?を冷静に考えましょう。
いちど入園してしまえば、雨がふろうが風がふこうが毎日送り迎えしなくてはいけません。夏の暑い日差しのなかでも、極寒の冬の朝でも毎日です。
きつい坂道があったり、交通量の激しい交差点や、開かずの踏み切りがあるかも知れません…。
さまざまな点をチェックしつつ、いちど送り迎えのルートを実際に通ってみるとよいですね。
8.無理なく月謝を支払えるかチェック!
人気の有名私立にめでたく合格。でも高い入園料とお月謝にだんだんと家計がむしばまれ、ついには借金まで…なんて笑い話にもなりませんよね。
月謝の高い幼稚園が、必ずしも良い幼稚園とは限りません。
いくら子どものためとはいえ、家計に過度な負担をあたえる幼稚園を選ぶのはやめましょう。
9.両親でしっかり話し合おう!
よい機会ですので、ママとパパでしっかりと時間をとって子どもの教育方針について話しあってみてください。
一方的な押しつけや独断は相手の反感や無関心を生むだけではなく、子どもにとってもよくありません。
ママとパパが、それぞれわが子にどんな大人に育って欲しいと願っているのか?幼稚園にどんな役割を期待しているのか?
子どものことだけではなく、家計のことやママの仕事のことなども考えを聞いておくとよいですね。