27歳で結婚し、31歳から不妊治療をはじめてみたもののなかなか赤ちゃんを授かれずに、不妊についてネットで検索ばかりする日々…。
少しでも妊娠へ近づくために、日常生活のなかで何かできることはないかな…と思い最初にはじめたことが『布ナプキン』でした。
目次
紙ナプキンが不妊を原因に?
布ナプキンを説明するまえに、まずは一般的な『紙ナプキン』について知っておきましょう。
最近の紙ナプキンはどんどん薄型になっていて、そのうえ吸収力もとても優れています。
血液が漏れないように改良がなされており、ナプキンを交換せずに長時間着用できるようになってきました。
しかし一方で、紙ナプキンの高分子ポリマーという石油系の吸収体にデリケートゾーンが長時間触れることで、カユミやカブレの原因にもなっているのです。
さらに石油系・化学系製品が触れつづけることでホルモンバランスが崩れ、子宮系の乱れの原因になっているという報告もあります。
布ナプキンのメリットとは?
では今回ご紹介する『布ナプキン』とはどのような特長があるのでしょうか。
⚫︎生理が楽になる!
布ナプキンの多くはコットンやリネンなどの自然素材でつくられています。
そのため紙ナプキンにくらべてデリケートゾーンを温かく保つことができ、子宮を冷えから守ることができるんです。
そのため、生理痛が軽減されたり、血量が適量に抑えられたり、生理の期間が短くなるなどのメリットがあります。
⚫︎カユミやカブレがなくなる!
紙ナプキンの石油素材は通気性が悪くなりがちですが、布ナプキンは自然素材で作られているので、カユミやカブレを軽減することができます。
⚫︎節約&ゴミの削減にも!
布ナプキンは繰り返し使うことができるためゴミが出ません。
生理中のゴミって結構な量になりますよね? それに匂いも気になるところ。
また、もし紙ナプキンを1日5枚使う人の場合、使い捨ての紙ナプキンにくらべ5年間で17000円ほどの節約にもなるんですよ♪
布ナプキンのデメリットとは?
もちろん、布ナプキンは良いことばかりではありません。
⚫︎モレる可能性も⁉︎
石油素材を使っている紙ナプキンにくらべ、布ナプキンはどうしても吸収力に劣るというデメリットがあります。
モレ対策には防水シートをつかってみたり、家では布ナプキンで、量が多い日や外出の時は紙ナプキンにするなど、状況にあわせて使い分けるようにするといいかもしれませんね。
⚫︎洗濯が面倒⁉︎
これがいちばん気になる所ですよね…。でもある洗剤を使うことで洗濯がとても楽ちんになるんです。
「アルカリウォッシュ」という天然洗剤に1~3時間つけ置きすると、意外なほど簡単に血液を落とすことができます。
あとは普通のお洗濯と一緒に洗うだけでOK!これなら負担にならないですよね♪
⚫︎気軽に購入できない⁉︎
布ナプキンは紙ナプキンと違い、コンビニなどには売っていません。
かさ張るものではないので、まとめ買いをしておくと良いかもしれませんね。
布ナプキンの不妊への効果は?
わたしが実際に使っていた布ナプキンはオーガニックリネンのものでした。
リネンに含まれるオイルが女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをし、環境ホルモンなどでバランスを崩した子宮を優しくととのえてくれる働きもあるようです。
また、布ナプキンは保温性に優れているので下半身を冷えから守ってくれる働きもあります。
布ナプキン まとめ
『布ナプキン』の体験談、いかがでしたでしょうか?
子供ができない時期、なんとなく憂鬱に過ごしてきた生理…
これを機に布ナプキンを妊活アイテムに加え、変化してゆく自分の体を観察してみてはどうでしょうか。
少しでも貴女の体に良い変化が起これば嬉しい限りです。
[文:カコチン]