こんにちわ![ぷぅこ]です。
さて、あなたのお子さんはちゃんと“ありがとう”や“ごめんね”を言えますか?
子供に対して「ほら、ありがとうは?」「ちゃんとごめんなさいって言いなさい!」…と叱っているママさんを見ることがあります。
でもそれって実は、ママやパパがちゃんと“ありがとう”や“ごめんね”を子供に言ってあげてないからなんですよね。
今回は、あなたの子供が感謝の心をもった素直で優しい子に育つための方法をまとめてみました。
「ありがとう」と言われたら嬉しい!
もしあなたが旦那さんやまわりの人から「いつもありがとうね!」「本当に助かってるよ!」と言われたらどんな気分になりますか?
すごく嬉しいですし、また頑張ろう!という気持ちになりますよね?自分はその人の役に立てたんだ!喜んでもらえる存在なんだ!…と思えるはずです。
子供だってまったく同じです。
ママやパパなどまわりの人間から“ありがとう”を言われて育った子供は、「自分は喜んでもらえる存在なんだ!」「良いことをしたんだ!」と自分を肯定し、自信を持つことができるのです。
叱られて育った子供はどうなる?
忙しいとついつい子供を叱ってばかりになっちゃいますよね。
わたしも家事で忙しい朝とかに子供がグズグズしていると、「なにやってるの!早くしなさい!」と毎朝のように怒鳴ってしまいます…。
しかし子供に感謝の言葉をかけることをせず、叱ってばかりいるのはとても危険です。
なぜなら、何をしても感謝されずに叱られたり命令されてばかりの子供は、積極的に行動することができなくなってしまうからです。
感謝された経験が少ないので、「どうせ自分は役に立たないんだ…」「自分はなにをしても怒られるダメな存在なんだ…」と、自分への評価が低くなり、自分に自信がもてなくなってしまうのです。
「ありがとう」はいっぱいある!
でも中には「ありがとうと言えることが見つからない…」というママさんもいらっしゃるかも知れませんね。
でも、どんな子供でもちゃんとその子の行動をちゃんと観察していれば、絶対に「ありがとう」は見つかるはずです。
ご飯をこぼさずにキレイに食べれたら、ありがとう。おもちゃを片付けられたら、ありがとう。ママの手を借りずにひとりで着替えができたら、ありがとう。妹の手をつないでくれて、ありがとう…。
ね?いっぱいあるでしょ?
このようにどんな些細なことでも小さなことでもいいのです。子供の良いところを見つけ「ありがとう!」と素直に感謝の気持ちを伝えてあげてください。
「ごめんね」もきちんと言おう!
これは「ありがとう」だけではなく「ごめんね」も同じです。
大人はよく子供に「ちゃんと謝りなさい!」「ごめんなさいは!?」…などと謝ることを要求します。でも普段あなたは、子供に「ごめんね」を言っていますでしょうか?
部屋の中でぶつかってしまった時…。子供が作ったブロックを壊してしまった時…。お留守番してくれてたのに帰りが遅くなってしまった時…。
普段から「ごめんね」を言われている子供は、自分がなにか悪いことをしてしまった時も、素直に「ごめんなさい」と言えます。
「ごめんね」と言われずに育った子供は…たぶん自分からは「ごめんなさい」を言えないでしょうね。
最後に|子供を一人前の人間として扱おう!
子供は親の言葉や行動を見て成長します。
なんども繰り返しますが、ママやパパからたくさん「ありがとう」と言われた子供は、「ありがとう」と言える子に育ちます。「ごめんね」という言葉をかけられた子供は自然と「ごめんなさい」を言える子になります。
つまり、子供に対しても大人に対するのと同じように、感謝や謝罪の言葉をかけてあげることが大切なのです。
子供を一人前の人間としてあつかい、謝るときはちゃんと謝り、感謝するときはちゃんと感謝の思いを伝えてあげましょうね!